内戦 ビクトル



こんにちは。私はビクトルです。内戦が私の人生にどんな問題を残したか話します。
私が9才の時、内戦が激しくなりました。いつ殺されるかもわからないと、誰もが恐れおののいていました。
だれも平穏に暮らせませんでした。いつ家族が殺されるとも知れなかったのです。
学校の校長先生も殺され、勉強を続けられませんでした。学校が3年間閉鎖されたため
その後首都に移らなければならず、そこではまた別の問題にぶつかりました。
教育がないので仕事に就けませんでした。
なぜ今も私たちの村に内戦の影響が残っているのかを、みんなにもわかって欲しいと思います。
家族の崩壊、アイデンティティの喪失、教育や仕事がないことで社会から排除されるという問題があります。 
人間として尊厳のある生活を送れるためには、努力して勉強し、問題に立ち向かえるようにしなければならないのです。
2011, Sep., Digital Storytelling Workshop, San Juan Comalapa, Chimaltenango, Guatemala